「ホクロをわざわざつけている」「太っていたときのほうがかわいい」「痩せて気持ち悪くなった」…ダイエットや美容にまつわるポジティブなメッセージをSNSで発信するのに、なぜか誹謗中傷コメントが送られるというインフルエンサーでモデルのなこさん(25歳)。
70→45キロのダイエットに成功、ミス筑波大学にも選ばれた彼女がなぜ狙われるのか? 大量のネガティブコメントと向き合って見出した「アンチコメントとの付き合い方」を、インタビュー前編よりお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)
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「ブス」「キモい」「死ね」誹謗中傷の嵐
――なこさんはインスタグラムに25キロ減量したダイエットのビフォーアフター画像を投稿し、その変身ぶりが話題になっています。ちなみに今は、どんなお仕事をされているんですか?
なこさん(以下、なこ)サロンモデルや広告モデルをしたり、ダイエット方法や垢抜け方法を発信したりしています。あとはSNSスクールの講師をやったりしています。
―─ただSNS上にダイエット前の写真を投稿するようになってから、誹謗中傷がひどくなったそうですね。
なこ そうですね。かなりひどい内容があったと思います。
――これまでどんなことを書かれたか覚えていますか?
なこ 「ブス」「キモい」「死ね」の3ワードは毎日のように書かれてましたね。あとはDMで「自殺しろ」とか。「死んでください」系のDMは多いです。
――そんなことを言う人がいるんですか? なこさんと何の関係もない人ですよね?